♯34 キミのジュエルは何色
DCD「冬だねぇ……」
dRESS君「年の瀬だねぇ……」
DCD「売れ残りのクリスマスケーキ、食う? 安かったんで買ってきたんだよ」
dRESS君「甘いものって、結構ウィスキーに合うよね」
DCD「グビ……グビ……ムシャ……ムシャ……」
dRESS君「クイクイ(香りを確かめる)チビリ……そしてパク(ショートケーキの苺)……チビリ……」
DCD「なんだそのカッコマンな飲み方わよ、ア~ン!?」
dRESS君「DCD君だって、まるでカップ酒みたいに飲まないでよ! 安くないのよ、このお酒!」
DCD「もう年末ギリギリなんだし、ちょっとくらいハメ外したってよかろうもん! ヒャー!!」
芝井君「仕事して━━(゚Д゚;)━━!!」
DCD「なんだコルゥア!!」
芝井君「明日からコミケなんですよ!? しっかりして下さいよ!」
DCD「なんか、そんな、ような、もんも、ありましたっけね、グビリ」
芝井君「あーもーDCDさんは、ゆず湯イッキ飲みの刑」
DCD「キャーやめて酔いが覚めちゃうwwwwwwwwww……ww……ハッ!?」
芝井君「ボクは前日設営に行きます。後は頼みますよ」
DCD「白々しく今更のように気づきますが、「Jewel Colors -short version-」が公開されましたな」
dRESS君「フ……おはようございます……!」
DCD「恐れ入ります……聞かせてもらおうか。初音ミクへの想いを……!」
■ave;new feat.初音ミク「Jewel Colors -short version-」
DCD「この曲を収録したマキシは、コミケ73で「Orb」と「Lovable」を2枚同時に購入した人への特典なんですよね」
dRESS君「ですね」
※コミケの情報に関しては、[ こちら ]をご参照ください。
グッズの値段や、当日の注意事項も公開されました。
コミケ2日目、12月30日にはイベントもありますよ!
DCD「今回の「Jewel Colors」は、初音ミクのためだけに作った完全新曲ってわけですが」
dRESS君「まず、「ave;newはプロ集団としては」かなり早くからオリジナルソング「true my heart」や「snow of love」を使って「初音ミク」で遊んでたわけですが。アルバム制作も佳境に入り、一生懸命にave;newのボーカル達をプロデュースをしていました」
DCD「まぁ……人間のプロデュースが本業ですわなそりゃ(笑)」
dRESS君「でもね、ありがたい事に以前「初音ミク」にカバーさせた「true my heart」や「snow of love」のフルバージョンが聴きたいという声もリスナーさんからたくさん頂きまして。機会があれば、フォロー出来ればなぁと思ってたんですね」
DCD「いやー……ちょっと、ここんとこ忙しすぎたね(笑)」
dRESS君「ええまぁ(笑)。日々アルバム制作で忙しくて「初音ミク」を放置していたら、なんだかムーブメントになってきたし、プロも普通に興味を示し始めたしで。アマチュア・プロ関係なく戦国時代に突入したように思って、商品化の動き等をどうなるもんかとワクワクしながら様子を見てたんですが!」
――ここで一瞬ブラックアウト――
DCD「うん、まぁ、色々あったよね! まだ進行中なのかもしれない、って言っておきたい気もするけど! ハハハ!」
dRESS君「DCD君は、すぐ玉虫色に持っていくのが……」
DCD「はいはい悪いクセですよ、ワロスワロス」
dRESS君「むかつくwwwwwww」
DCD「しかし、ボクらはやはりゴーイングマイウェイ」
dRESS君「様々なメーカーさんやクリエイターさんが、初音ミクをビジネス展開させるならば。ボクたちave;newは「最高のクオリティ」と「エンターテインメント性」で初音ミクをプロデュースして、しかも無料で!! ave;new feat.初音ミクのマキシシングルをあげちゃおう! と思ったわけです。ave;newの音楽を好きなリスナーさんは、きっと楽しんでくれると思うな」
DCD「無料ってとこがイヤラシイ」
dRESS君「そうかなぁ~? 「初音ミク」に限らず、音楽ってのはさ! あれこれややこしい事は抜きにして、純粋に楽しめるほうが素晴らしいと思うんだよ!!」
DCD「なんつーかさ、初音ミクってのはさ、「VOCALOID」じゃない? 唄わせる、唄ってくれる、そのためのものだよ思うんだよね」
dRESS君「あーあ。DCD君は、敵を作ったかもしれないね。ボクは知らないよ」
DCD「ちくしょう、かかってこいやコルァー!!!」
dRESS君「まぁそれはともかく、ボクはとにかく「一度聴いたら忘れられない」、「聴いててハッピーになること請け合い」をテーマに書き下ろし楽曲「Jewel Colors」を制作したわけです」
■制作の思い出
DCD「でも、アルバム作りながらの同時作業でしょう?」
dRESS君「うん……「Orb」「Lovable」初回限定盤の制作中に同時進行で……。2枚のフルアルバムに1枚のマキシシングル同時制作。それはまるで極上の拷問のような美酒のような罰ゲームのような罰ゲームのような。罰ゲームですね。うん」
DCD「でも、サンプル聴いたら、そんな状態で作ったとは思えないほどハッピーだね」
dRESS君「マジで? 心から言ってる?」
DCD「科学の限界を超えてネギ食いたくなってきたぜーッ!!」
dRESS君「適当なことを言うな、この変態が! ネギを口に入れて黙らせてやろうか!」
DCD「どうせならケツに入れてくれ。日本では古来から、風邪をひいたらケツにネギを入れるものなのだぜ」
dRESS君「変態!!」
DCD「ありがとう!」
dRESS君「まあ、初音ミクに関しては皆さんもアチコチで様々な楽曲を聴いてると思うんですが、結局は創る人間側次第なわけでして。その創り手のカラーが、凄く出るわけです。これはもはや、人間のシンガーをプロデュースするのと変わりません。むしろ、そのノウハウを持ってるか持ってないかでも、ソフトの扱い方は大きく変わるでしょうね」
DCD「ave;new feat.初音ミク「Jewel Colors」で、dRESS君が見せたかったもの、プロデュースしたかった方向はどんな感じだい?」
dRESS君「ひとつしかない! 「初音ミク」がave;newのボーカリストの一人だったとして、普段と同様にave;newプロデュースをしたらどんな風に仕上がるのか――という事の具現化です。結局仕上がった「Jewel Colors」を聴いて思ったのは「ああ、これはave;newプロデュースだね。」の一言で。ave;newの楽曲を聴いている最中に「Jewel Colors」が流れてきても、特に違和感は感じないんじゃないかな?」
DCD「うん、そういう意味では「ave;newプロデュース」の「個性」「意味」「方向性」がよくわかる楽曲になってると思う」
dRESS君「もう、みんな気づいてるんじゃないかな。クオリティを高めることは多分、努力して然るべき時間をかければ、誰にでも出来るんだ。大事なのはその先なんだろうなー、っていつも思う」
DCD「その先って、何よ」
dRESS君「うーん……そうね、イジワルに逆で言うと。「初音ミク」で良い楽曲をプロデュースできる人間は、人間でも同じように良い音楽を生み出せなきゃおかしい(笑)。人間で良い音楽をプロデュースできるなら、機械のプロデュースもうまいってことで!」
■「Jewel Colors」の方向性
DCD「そもそも、「Jewel Colors」はどんな方向性の曲なのかしら」
dRESS君「そうだなぁ……良い音楽、魅力的な音楽、聴いていて楽しい音楽、一度聴いたらもう一回聴きたくなる音楽。それって何だろう? っていう、常にボクが考えている命題に結局戻ってきてしまったので、楽曲はボクの原点とも言うべきディスコミュージック。ベースはバッチリユーロビート! エレクトロニカの要素を大いに取り入れて、メロディは懐かしい80’s」
DCD「よし、さらに技術的な方向の話もタノム」
dRESS君「サウンドはYAMAHAのDX7とかをイメージして、キラっとした固めの音色をシュミレートしてます。でもDX7は使わなかった(笑)。キワモノで言うとVIRUSやエンソニックのFIZMO、VFXとかを使ったよ。ああ、あとMOTIEFはガッツリ使った。「VOCALOID」っていったらYAMAHAサウンドでまとめなきゃウソだろ! オイ! って思って(笑)」
DCD「そうだよね! YAMAHAでまとめなきゃウソだよね、アハハハ!!!」
dRESS君「ただ、あまりにも音がメカメカしいとつまらないじゃない。初音ミク自体、ボーカルがメカメカしい部分も含めて魅力だから。ミッドを埋める意味でもギター弾いたり、今回はあんまりシーケンスフレーズに頼らない編曲アプローチで攻めてみました。そしたらいつものdRESSワールドになってたよ。エレクトロが好きすぎるんだね」
DCD「あのさ……試聴版じゃ聴けない部分なんだけどさ……」
dRESS君「なに? イントロ? イントロでしょ?(笑)」
DCD「イントロがゴーストバスターズみたいで大爆笑したwwwwwwwwwwwwwwww」
dRESS君「やったぜLove! 80’s!」
DCD「ぜひ、「Orb(初回限定盤)」「Lovable(初回限定盤)」を同時に購入して、特典CDをゲットして聴いてみて下さいね!」
dRESS君「相変わらず、DCD君は如才ない」
DCD「恐れ入ります」
■「Jewel Colors」が描こうとする世界
dRESS君「今回の「Jewel Colors」で示したひとつの世界は、「人間」と「機械」の恋なんだ」
DCD「永遠のテーマだ。特に、俺のような人間には」
dRESS君「人間は、機械を自分色に染めあげていこうとする。それを機械も受け入れる。でもその先に、きっとお互いを尊重し合い、助け合う、そういう世界があったら、一方通行な感じじゃなくていいなって思ってて。一言で言うのは難しいんだけど、そういうボクの想いを詞にしました」
DCD「もうちょっと噛み砕いていこうか!」
dRESS君「最初は初音ミクに「歌わせよう」って思ってたのが、「歌ってくれないか?」に変わる瞬間だな!(笑)」
DCD「ああ……「キミに歌ってもらいたいんだ!」そんなラブソングを、初音ミクちゃんに歌って頂いたと。あれ? いい話じゃないか?」
dRESS君「面白いシチュだと思うぞ。でもこういうことって人間同士でもあるんじゃないかな。だから、この「Jewel Colors」は「人間と機械の恋物語」でもあるけど、「人間と人間の恋物語」と変わらない、素直な気持ちが映ってる楽曲だと思うンだ」
DCD「ちなみにタイトルには、どんな意味が?」
dRESS君「えーと……「Jewel」っていうのは「感情」や「想い」、そういうものを比喩していて」
DCD「ああ、様々な色・形のキモチってあるね」
dRESS君「そそそ。恋愛中はピンクになったり、ピンクと思ったらブルーになったり。角度を変えて見たら……意外とブラックだったり(笑)」
DCD「俺のジュエルはいつでもゴールデン&ブラック」
dRESS君「DCD君のジュエルなんかどうでもいいんだよ! いいかい、よく聴けよ?」
想いのカタチは Jewel のようで
届けたくて いくつもの Emotion
心に響く 恋の歌声
dRESS君「そういうことなんだよ! とにかくそんな感じなんだよオラァアアア!(´;∀;`)」
DCD「あ、今のコメントいいね。心の叫び、dRESS君のジュエルが光ったね」
dRESS君「無理やりまとめるな! このブラック!」
DCD「ありがとーっ!!」
激しすぎるアルバム制作からコミケ準備に突入し、
若干壊れ気味のave;newからお送りしました。
コミケ73の企業ブースへ足をお運びの際は、
ぜひave;new(ブースNo.276)にもお立ち寄り下さいッ!
(文責:DCD)


名前:DCD(ディー・シー・ディー)